相談役日記

信頼される人になるには

塾経営のTips
2009.11.30
石井正和

今回は、お客様に信頼される人になるにはどうすれば良いかというお話をしたいと思います。

まずは、ご自身の周りにどんな人がいるか、思い出してみて下さい。
例えば、下手に出て、いつもペコペコしているような人。悪くはありませんが、あまり信頼はできません。
逆に、高圧的で、こちらが畏縮してしまうような態度の人はどうでしょう?やっぱりあまり話してみたいとは思いませんね。
日常生活の中で信頼できないような人、あまり好きになれない人は、お客様もやっぱり信頼できません。

では、お客様から信頼されるような人になるにはどうすればいいでしょうか?

私の考える「信頼される人」の条件を少し挙げてみましょう。
・大きな声で気持ちのいい挨拶ができること。
・思いっきり褒めたり、心から心配して励ましたりすること。
・相手の話に共感できること。
つまり一言で表せば、「相手を気遣える人」ということです。

雨の日に来塾されたお客様に
「お待ちしていました。こちらへどうぞ。」とそのまま部屋に通すのではなく、
「雨の中大変でしたね。大丈夫ですか?これぜひお使いください。」とタオルを差し出す。
こうした自然な気遣いを喜ばない人はいません。
常に相手が気持ちよく過ごせるようにする人を、嫌いになる人はいませんよね。

信頼されるということは、好きになってもらうということ。
そのためにはまず、「あなたを大切に思っていますよ」という気持ち=気遣いを見せることが大切ではないでしょうか。