相談役日記

学生だった彼は参議院議員になりました

塾経営のTips
2016.07.14
石井正和

7月に入りますます暑くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
参議院選も無事終わり、つぎは都知事選が近づいています。

そんな選挙にからんで、少しうれしい話がありました。

話は約半年前に戻ります。
私が代表をつとめていた家庭教師のタートル先生で働いていた、
当時の部下(現在は同業の社長)であるK氏から久しぶりの連絡がありました。

「お元気ですか」と話始めたK氏は突然、「20年ほど前に働いていたMを覚えていますか?」と聞いてきました。
Mさんは当時慶応大学の法学部に在籍しながら、家庭教師の営業を担当していました。
ご家庭に訪問し契約を結ぶ営業スタッフは当時100人以上在籍していたため、さすがに全員は覚えていませんでした。

彼のことはぼんやりと思い出すことができました。

大変礼儀正しく感じのよい青年だったからです。

その彼が某弁護士関連のWEBサービスを展開し、東証マザーズに上場したとのことでした。
次の参議院選挙にも出馬するんだと、K氏はとてもうれしそうに話していました。

7月11日に再びK氏から電話がありました。
「Mが当選しました!」
まるで自分が出馬していたかのようなうれしげな報告でした。

Mさんの中に当時の我々や、家庭教師のタートル先生の記憶が残っているかどうかはわかりません。
働いた経験が彼の人生の役に立ったかどうかもわかりません。
それでも同じ職場の仲間として働いていた彼が、社会のために立派に活躍していることを
とても誇らしく思いました。

ちなみに、起業の理由として彼は「困った人を助けたい」と答えていましたが、
その精神は私の創業以来の理念である「あなたのために」に他ならないなと自分で勝手に思っています。

彼以外にも、家庭教師・塾講師・営業・教務、数多くの大学生のスタッフたちが
我々のもとを卒業し、社会で活躍しています。少し前に一世を風靡した女性歌手もいました。
私たちと一緒に働いた経験が、彼らの人生に少しでも役に立てばよいなと、
心から願っています。

これを書きながらも懐かしい顔々がうかび、
少しセンチメンタルな気分になりましたが、
新しい社会での活躍は大学生の専売特許ではありません。
私も新しい活躍を目指して、もっともっと動いていきたいと思います。

もしこの文章を読んでいる方のなかで、人生の転換に迷っている方がいたら
ぜひ私にご一報ください。

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知人の活躍を聞くと、
なんだかやる気がわいてきますね!