相談役日記

生徒の成績を上げる方法 その1

塾経営のTips
2013.02.12
石井正和

生徒は成績を上げるために通塾します。

成績が上がらない→生徒が増えない→経営難というケースが多くあるようで、
私のもとに寄せられる相談のなかにも、
「学力は高いのに成績を上げることができない講師が多い。どうすればよいのか」
というものがありました。

今回はノーバスではどのようにして、成績をあげることができる講師を育てるのか。
その秘訣の一端を公開しようと思います。

皆さんは、生徒の成績をあげることができる講師、あげられない講師の違いが
おわかりになりますでしょうか。

まず第一には、講師の仕事とは何なのか、講師自身が把握しているかどうかです。

講師の仕事とは「教えること」ではありません。
「成績を上げること」なのです。
ノーバスでは研修時にまずそのことを伝え、意識改革を行います。

教えることが仕事だと思っている段階では、
教えることだけで満足してしまい成績を上げることまで意識がいきません。
「今日バイトだ」とつぶやいている講師はこの状態にあります。

第二に、講師に必要な要素が備わっているかどうかです。

①学力
②指導力
③人間力
ノーバスではこの3点が大切だと考えます。

学力や指導力は、研修や実践で身に付けることができますし、
ご相談いただく多くの塾でもそこまでのレベルを持つ講師は多くおりました。

しかしそれらの講師の多くが③の人間力が備わっていないため生徒と信頼関係を築くことができず、
せっかくの学力や指導力を発揮できていないという状況にあるようでした。

ここでいう人間力とは、うさんくさいものではなく、
いかにして生徒と信頼関係を築くことができるかという力をさします。

生まれ持った性格ももちろんありますが、いくつかの方法をこころがけることで、
ぐっと信頼を得やすくなるのです。

ノーバスでは、次の6つの方法を講師に心がけさせています。

①ほめる
生徒の努力や成績があがったこと授業態度など、がんばっていることをほめ、
やる気を引き出す。

②はげます
生徒ががんばったことに結果が伴わなかった際に、次につながることを伝え努力を認めます。

③心配する
体調でも精神的でも、いつもと違うことがありそうなときは
真剣に生徒を気遣います。

④自分のことを話す
人は心を許さない人には自分のことを話しません。
講師が率先して自分のことを話すことによって、生徒に対して心を開いているということを伝えることができます。
生徒のタイプによっては、失敗談や情けない経験を話すことで共感を得やすいこともあります。

⑤共通の話題をみつける
趣味の話や出身学校、好きなアイドルなど生徒と共通点をみつけ、会話しやすい環境を作ります。

⑥権威付け
真剣に話を聞かせる際に、自分だけの話ではなく他の何かの権威を利用します。
例えば、疲れてきている生徒に大切な公式を教える際に、
「この公式を使う問題は毎年の入試で出題されるよ」などと伝えることで、
より生徒をひきつけることができます。

成績をあげることができる講師はこれら6つの方法をたくみに使って指導しています。

ぜひみなさん、今回の内容がご自身の塾の講師にあるのか
よく考えてみてください。

不明な点などありましたら遠慮なくご相談ください。