相談役日記
「失敗したらどうしよう」なのか?
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2025.12.10
独立して事業を始める人の中には、成功する人と失敗する人、そして怖くて独立に踏み切れない人がいます。
実際に、新しい事業を始めた人の60%が5年以内に失敗していると言われている現実を見ると、独立が甘くないことがわかります。
失敗する人の考え方は、「失敗したらどうしよう」という不安で、そこで思考が停止してしまっています。
成功する人は、60%が潰れるという現実を前提として受け止めます。
その上で、「どうしたら残りの40%に入って生き残れるか」という考え方をします。
すなわち、潰れないための方法を考えるのです。
居酒屋を例にとると、ただメニューを揃えるだけでなく、その店にしかない繁盛するためのシステムやメニュー(アイテム)を揃えます。
また、繁盛店の良いところを積極的に取り入れることも重要です。
このように、潰れるリスクを減らす行動を徹底し、さらにサービス業であるという本質を忘れないことで、同じ居酒屋という業種で開業しても、まったく違う結果を生む店になるのです。
塾経営も同様です。
「どうしたら生徒・保護者・講師スタッフに喜んでもらえるか」を第一に考えるからこそ、潰れるリスクを減らすことができます。
成功している人の考え方は、「失敗したらどうしよう」と考えるのではなく、「成功するために何をすべきか」を第一に考えます。
だからこそ、独立が怖くなくなるのです。