相談役日記
「あなたの想い」を口にしていますか?
塾経営のTips
2025.10.08
塾経営において成功している塾長の教室にはいくつか共通点があります。
それは、「生徒の紹介による入塾が多いこと」と「講師の友人紹介による講師採用が多い」ことです。
さらに、かつて生徒として通塾していた生徒が、希望する大学に合格して、講師として活躍してくれるケースも多くみられます。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか?
答えはシンプルに「良い塾」だからです。
様々なタイプの塾経営者がいますが、「良い塾」を作れる塾長にも共通点があります。
「良い塾」を作る塾長は、生徒や講師に対して、自分の役目は「この塾に入塾して良かった」「講師として働けて良かった」と皆に感じてもらえるようすることだと深く理解しています。
そのために、どうすれば良いかを常に考え続け、良かれと思ったことはすぐに実行に移します。
そして、「良い塾」を作るためには必要なことは何かを、自分の想いとして日常的に語っています。
生徒のために授業準備を万全にし、成績向上のためにはどうすべきかを講師にも考えさせ、塾長自身も具体的なアドバイスを行います。
その行動の根底には、講師一人ひとりの人間的な成長を願う視点があります。
終礼や研修など、たとえわずかな時間でも構いません。
「良い塾」を作りたいという想いや熱意を講師に伝えてください。
この想いを語るのか、語らないか。
この違いこそが、「良い塾」を作るための大きな差だと言えるでしょう。