相談役日記
個別指導塾の経営に向いている人
普通、塾経営を考える人は、子供好きで子供の成長を心から喜べる人や、教えるのが好きな人で教育に対する熱意と本人なりの理念がある人だと思います。
でも、そういう人が塾経営に向いているかどうかは、別の話です。
塾を存続させ、成長させていくためには、経営者としてのスキルが不可欠です。
・マネージメント能力
生徒の学習状況の管理はもちろん、講師の採用・育成、シフト管理、モチベーションの維持など、組織を円滑に運営する力が必要です。
・コミュニケーション能力(生徒、保護者、講師)
生徒一人ひとりの性格や目標を理解し、的確な指導プランを立てる力。
保護者の方と信頼関係を築き、教育方針を共有する力。
そして、講師と連携し、チームとして最高のサービスを提供する力も重要です。
・営業力、対応力、人間力(個別指導塾は、塾長が授業をする必要はありません)
生徒を募集するための営業活動や、塾の魅力を発信して教室のファンを作ることも大事です。
などが求められます。
すなわち、塾経営に今まで興味が全くなかったけど、塾業界以外でこれまで活躍されてきた方にも大いにチャレンジできます。
★飲食業の店長
顧客満足度を高めるサービス提供や、アルバイトスタッフの育成、チーム作りの経験は、塾運営に直結します。
★自動車販売会社の営業マン
お客様の課題をヒアリングし、最適なソリューションを提案する営業スキルは、生徒や保護者との面談で大いに役立ちます。
★保険会社の管理職
組織運営や人材育成、目標達成に向けた戦略立案の経験は、塾の経営計画を立てる上で非常に有効です。
これらの経験に加え、子供たちの成長を心から喜べる誠実さがあれば、理想的な塾経営者になれるでしょう。
異業種で培われたビジネススキルと、教育への情熱を掛け合わせることで、これまでのキャリアとは全く違うやりがいや生きがいを見つけられる可能性を秘めているのが、塾経営の魅力です。
もしご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、資料請求や説明会にお越しください。
皆さんにお会いできるのを心よりお待ちしております。