相談役日記

営業の基本中の基本に、5つのYesがあります。
営業の場面で顧客から5回「はい」という肯定的な返事をもらうことで、成約につながるという営業のテクニックです。

教材の営業も、家庭教師の営業も、塾の来塾応対を含む営業もすべて一緒です。

相手側(生徒・保護者)から「ハイ（Yes）」という返答が必ずされるような質問をするだけです。
質問は肯定的な質問でなくても構いません。

(例)
・勉強は嫌いですか。
・苦手科目はありますか。
・お母さんから勉強しろってよく言われますか。
・勉強が得意になるとうれしいですか。
・得意になるためには、少しは努力しなければいけないと思いますか。
・テストの点が今より20点上がるとうれしいですか。
・上がるための勉強のやり方を指導しますけど、受けますか。
・そのための体験指導を受けますか。

などなど。

簡単な質問から始めて、相手の共感を得てください。
生徒が抱える「あるある」な質問でもよいです。
そして質問を続け、Yesを取ることによって安心感を与えながら、現状や願望の確認と未来への期待を持たせてください。
最終的には、体験授業を受けるよう、具体的な行動への誘導を行います。

体験授業を受けることで「頑張れば成績が上がる」という具体的なポジティブなイメージを生徒に持たせて、生徒が喜んで体験授業に来るような準備をしましょう。