相談役日記
「アルバイト」という名の仕事は、この世にありません
塾経営のTips
2025.06.11
「アルバイト」は、仕事の種類を指す言葉ではありません。
正社員かアルバイトかという、それは単なる「立場」の違いにすぎないのです。
「アルバイト」という言葉で、仕事の責任や役割が軽視されるものでもありません。
ただ立場の違いが「ある」だけです。
もし塾の講師が「自分はアルバイトだから」と言い、それを生徒の前でも口にしたとしたら、生徒はきっと驚くでしょう。
生徒にとって、正社員であろうとアルバイトであろうと、あなたは学校で習った先生と同じ「先生」以外の何者でもありません。
塾の中には、立場がアルバイトの講師に対し、文字通り「アルバイト意識」のまま採用し、授業を持たせているところがあります。
そのような塾は、間違いなく潰れてしまいます。
では、なぜノーバスは繁盛塾であり続けるのか。
それは、採用時や研修時に、「あなたは生徒から見ればプロの先生である」という意識を徹底的に指導しているからです。
講師がたとえ学生アルバイトであっても、「自分は一人のプロの教育者である」という意識を持ってもらいます。
そして、そのためには、塾長自身が「自分の塾が日本一の塾だ」と心から思わない限り、講師たちにそのようなプロ意識を持たせることはできないということを、決して忘れないでください。