相談役日記

今回は今更ですが、原点に帰ることの大事さをお伝えしようと思います。

成功の基準はひとそれぞれです。
これは私がとやかく言う事ではありません。
あなたはあなたにとっての成功を目指せば良いだけです。

ただ塾を成功するためには、以下の3つの事を大事にして意識してください。

①営業活動→アポ・来塾を作る
②生徒の成績アップ→生徒は成績を上げるために塾に入塾しています。その子の成績を上げるために、最大限の努力をする
③生徒・講師・スタッフが、楽しく・明るくなるような環境を含めた塾の雰囲気作り

この3点を常に意識すれば、自分の塾のレベルを客観的にも知る事ができます。
原点であり、本質でもあります。

「人をどうすれば上手く使う事ができますか」と、よく質問されます。

私は、「そんなものはありません。もし、あるとすれば、そう見えるものはあるかもしれません。」と答えます。
人は自分のために一生懸命に指導や愛情をかけてくれる人の事を人間として好きになります。

だから、その人のために頑張ろうとか、力になろうと思います。
その姿をまわりから見れば、うまく使っているなと見えることがあるだけです。

私はノーバス南浦和校の佐藤塾長を大変信頼しています。
なぜか彼は仕事に対して本当に真面目で、約束・ルールをしっかり守り、責任感のかたまりです。
決して、明るく、元気のかたまりとは言えないですが、生徒の成績アップのために、最善の努力をしています。

その姿を講師や生徒も見ていて、大学生講師が大学院に、生徒が大学に行っても、講師として活躍するようになり、塾を支える仲間になってくれています。

自分(=塾長、経営者)の職責は、ただ塾の運営をすることでしょうか。
自分だけ良ければよいと思うのではなく、皆を幸せにするという想いが大事です。

余談ですが、佐藤塾長の南浦和校は大繁盛塾です。
彼は私にさらっとシンプルな集音器をプレゼントしてくれたことがあります。
私が年をとって少し耳が聞こえずらくなったと聞いて心配してくれたのでしょう。
今も大事に使わせてもらっています。